ビルトイン

2018年10月31日

こんにちは。
夏ころの記事で、我が家のシステムキッチンの冷蔵庫が壊れて四苦八苦していることを記載した後に、ある方から「それは見栄から。自業自得」というご指摘をうけました。

確かに、新しい冷蔵庫が家具に対して、ピッタリなサイズや色柄がなく、また壊れてから納品まで一ヶ月近く費やし、酷暑の中、苦慮したことは紛れもない事実です。

しかし、苦しんだのはその一ヶ月位で、システムキッチンを導入してから壊れる前までは、大変満足感な生活をしていました。

もちろん、システムキッチンにこだわらくても、普段の生活にはなんら支障はなかったと思いますが、私たち建築の仕事は、お客様の夢を具現化するものであり、自分たちが本物を使わなくては、相手に伝わらないと考えます。
こだわらずありふれた物よりも、たとえ一点主義でもデザイナーや職人たちが丹精をこめたものを使う喜びは、何物にも代えがたいものがあると思います。

我が家に話をもどすと、背伸びをしてシステムキッチンを導入しましたが、そのことより気分が高揚しワクワクして生活がおくれたことや、家をショールルーム的にも活用できまたので、総合的にはマイナスのことはほとんどなかったと思います。
  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 19:35Comments(0)建築家
先日、ベストセラー作家の本田健さんが主催した「吉田潤喜さん」へ訪問するプライベートセミナーに米国のポートランドまで行ってきました。


これは、本田健さんが参加希望を論文形式から選考したもので、日本全国からのみならず米国やロンドンから、年齢も下は24才から上は60才強など、大変バリエーションにとんだ40名からなりました。

本田健さんは、知人から10年前くらい前に書籍を薦められ拝読したところ、すっかり崇拝する愛読者になってしまい、まさか10年後にこのような密にすごせるとは夢にも思いませんでした。
吉田潤喜さんは、学生時代は手も付けられないほどの悪ガキが、それこそ裸一貫わずか500ドルをもって米国に渡り、得意の空手道場から始まり、その後ヨシダソースを立ち上げ、幾たびの倒産の危機をのりこえ、いまや18社からなるグールプへと発展し、まさにアメリカンドリームの象徴ともいうべき方で、米国人の中で一番知られている日本人です。

本田健さんと吉田潤喜さんは、2年前に都内で共同のセミナーを開催しそれに私も参加しました。
その時も吉田潤喜さんのものすごいパワーに圧倒されました。
そして今回も変わらぬパワーに圧倒されましたが、何よりも大成功をおさめても決しておごることなく、常に人が喜ぶせる姿勢が、壮大な懐の深さに感銘しました。
潤喜さんが常に言われる「I love myselfe」、自分を心から愛し、かかわる全ての人を幸せにする方です。。

本田健さんは、ベストセラー作家ですがコンサルタント業もされていることもあり、常に人を冷静に見つめ、問題点と解決策を見いだせる方です。
私の場合には、「アウトプット(発信)する力は問題ないが、インプット(相手から受ける)する力に問題点がある」と頂きました。
生まれてこの方つきあってきた性格を直すのは至難の業ですが、少なくても問題点を意識しそれを改善する心掛けが大切なことが分かっただけでも前進だと思います。


そして今回、40名からなる知人をえることができ、変え難い財産を頂いたことに深く感謝したいです。

最後に一週間と言う長丁場に、このように機会を頂いた周りやスタッフにお礼をいいます。










  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 19:58Comments(0)セミナー・研修

ビルトインに苦しむ

2018年09月01日

今年の夏は、とにかくものすごく暑いですね。

その暑さのせいだと思いますが、我が家の電化製品、洗濯機と冷蔵庫が立て続けに壊れました。
商品自体は、既に10年以上を使用しておりましたので、暑さだが原因ではなく寿命だったのかもしれませんが。

洗濯機については量販店に行き、二日後には商品が届いたのですが、冷蔵庫には大変苦労しました。

我が家は、1975年に完成し、その後約30年間にわたり、実に10回はほどリフォームを繰り返してきました。
父も、とくに母が常に家が変化することを望んでいた賜物です。

その10回のリフォームの中でも、特に大掛かりなものとして、1階のキッチンを2階に移動したものがあります。
厳密には、1階にあったキッチンを2階に移動したものではなく、、新たに2階にシステムキッチンをつくったものです。

そしてこの度の故障した冷蔵庫は、まさにこのシステムキッチンにビルトインされたものでした。



具体的に言うと、冷蔵庫の寸法にあわせて棚が配置され、仕上自体も一体感がでるように鏡面仕上げとなっております。
このシステムキッチンをいれた会社は、その当時は高級システムキッチンのメーカーとして全国に幅広く展開していたのですが、その後業績の不振から、静岡から撤退し、メンテナンスの対応が著しく悪くなってしまいました。

その状況下で、高級システムキッチンを扱っている知人に急遽見てもらったのですが、彼が扱う商品が、どうしても寸法や材質、金額などがマッチするものがなく、結局は量販店で探すことになりました。
実際にいくつかの量販店をまわり、寸法や材質が近いものがあったので購入したのですが、ここで大きな問題が発生しました。
我が家の冷蔵庫は、その配置上、余り市場にでていない、「左開き」であったのです。
つまり在庫の商品がなく、キッチンメーカが新たにつくり、そして搬入するということで約3週間かかるというものでした。
その間、壊れた冷蔵庫(野菜及び冷凍室の機能が不能)と私が一人暮らしで使っていた小さな冷蔵庫で過ごさなくてはいけなく、この酷暑の中で大変苦労をしました。  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 15:57Comments(0)建築

歴史博物館

2018年06月30日

こんにちは!

本年度から一般社団法人静岡県建築士事務所協会中部支部長に拝命致しました。
実は、支部長になること事態が急遽決まったことで、本年度の事業や予算については、ほとんど前支部長が決めていたので、私はただ
決まったことを運営していくものです。

その中で、本年度一番のメイン事業が、静岡市と当協会主催で、世界的な有名な建築家ユニットである「SANNA(サナ)」と静岡市長とパネルディスカッションをやることであり、その一員として私も加わりました。

なぜ、そのような機会になったかと言うと、徳川家康が築城した駿府城の跡地に、静岡市が歴史博物館を建設することになり、設計事務所を選定は全国公募型のプロポーザル方式で、「SANNA」が決定され、現在基本設計を進めており、その業務の一環としてワークショップを行うことになっていたからです。

当該敷地は、先にも述べたように徳川家康が築城した駿府城の跡地であり、静岡市民にとって一番愛されている地です。
そんな地に、発注者と受注者が、ただ単に粛々と設計業務を進めるのではなく、広く一般市民にも告知したこと自体は大いに評価されることだと思います。  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 12:04Comments(0)建築家

日大アメフトと私

2018年05月31日

私は、高校生の時に、日大の付属高校でアメリカンフットボールをやっていました(超弱小チームでしたが)


なぜ、アメフトかと言うと、テレビではじめて全米プロ(NFL)の試合をみたとき、そのスピード、迫力、華やかさ、そして何といっても観客との一体感に魅了され、一度はやってみたいと思ったからです。
実際にやってみて、ルールやフォーメンションを覚えてくると、「間違えなくアメフトは、スポーツの中で一番おもしろい」と確信しました。

しかしその一方、防具で身にまとい思い切り人に当たっていきますので、すり傷や打撲は当たり前、捻挫や骨折など常にケガと隣り合わせであることは事実です。
本場アメリカでは、映画「コンカッション」で、選手の脳へのダメージをNFLがようやく認め、改善に努力を重ねていく実話をもとにしたように、日々、選手へのケガに対して真摯に改善に努めています。

これは私見ですが、今回の件は、公式戦では起きなかったのではないかと思います。
なぜなら、実力が拮抗した両チームが、あのようなラフな反則により、サッカーで言えば一発レッドカード、アメフトでも一番重いペナルティが科せられ、そのことにより勝負の行くへが大きく影響される可能性が高いからです。
練習試合でおきた今回の件が、よけいに悪質さを際立ってしまったと思います。

私が学生時代の日大フェニックスは、学生はもちろんのこと、社会人でも歯がたたないくらい、憎たらしいほどの絶対的な王者でした。
それが数十年間停滞し、昨年ようやく学生チャンピオンになっただけに今回の件は、残念でなりません。

どうも廃部は免れるようですが、信用を回復するにはいばらの道がまちうけています。
しかしチーム名であります「フェニックス」は不死鳥です。
地に落ちた現状から、不死鳥のごとく蘇り、そして近い将来、憎たらしいほどの絶対的な王者に返り咲いてもらいたいです。

  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 17:38Comments(0)社会

誕生日月

2018年04月30日

こんにちは。

4月は、私の生まれた月でもありますので、何か特別な思いがあります。
日本では、4月から新たにはじまることが多いので、4月はやはりウキウキ感がございます。

とは言え、私も50も過ぎ、人生100年計画でも折り返しにきております。
常に仕事に相当のプレシャーを感じてますので、日々退屈と思ったことは、悲しいかなクリスマスなどの時期くらいです。
しかし、もう50才をこえ、同じ業界でも私より俄然若い方の活躍をみると相当焦ります。
隣の芝生が青く見えている状況は余り充実しているとはいえず、未だに人生の指針がみえていないのかもしれません。

人生を振り返るには全然若いとは思ってはいますが、将来を見据えて、今やるべきかなとも思っております。
人生50年の時代から比べれば、間違えなく今生きていること自体、儲けものと言えます。

一日一日を大切に、今あることを気合をいれて頑張っていきたいと、改めて4月に思いました。

  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 14:48Comments(0)誕生日
こんにちは!

今年のシズオカ X カンヌウィークの表紙が決定されました。

もちろん、表紙を飾るのは静岡を代表する森理世さんです。

その理世さんが乗っている赤い自転車、実は私の所有物です。

この自転車は、東京の青山で、隙間時間にたまたまはいった雑貨屋でみつけたもので、一目みてその派手さに気に入り購入したものです。
スポーティーな形でタイヤやフレームまですべて赤!
かなり人目につきます(それが好きなのですが)


私の知人のシズオカ X カンヌウィークの実行委員長が、見栄えのする自転車をさがしていたところへ、私の自転車に白羽の矢が立ったわけです。

撮影にそなえて前日、自転車を洗車したのですが、その際タイヤに空気がはいらない故障が発覚し、相当焦りましたが、撮影には影響しないということで、当日は車で搬入しました。

そして当日、緊張をしながら撮影に立ち会うことができました。
理世さん自身は、偉そうなそぶりは一切なく、気さくに話されますが、一度撮影に入るとガラリと本気モード変わる姿が実に凛々しかったです。
さすが、世界の頂点を極めた方は一味違うオーラをもっています。
更にファンになったしだいです。

その後のサプライズとして、「40周年記念スペシャルダンスショー」にご招待して頂き、大変感動致しました。



とにかく、今年のシズオカ X カンヌウィークが大変盛り上がることを期待します。




  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 16:59Comments(0)イベント

やはり思う!

2017年11月30日

こんにちは!

私があえて言うことでもないですが、やはり近年の異常気象は大変気になります。

先日、常夏のカンボジアに行ってきました。
冬の日本から、常夏のカンボジアと、真逆の季節なので着るものに苦慮したのですが、カンボジアから日本に帰ってきた際、十分Tシャツで
十分の暖かさであったので驚きました。

ここ数年特に、日本の春、秋はどこに行ってしなったのかと感じています。
台風がいくつも発生し、かつゲリラ豪雨が、甚大な被害を日本各地に及んでいます。

日本は、エコの代表格と自負していたら、火力発電の開発などで、世界的にみると近年はかなり遅れを取っていると聞きます。
米国の大統領が地球温暖化に懐疑的な立場をとっているからと言って、日本も追随することはないですが、どうもみていると同調している風も感じられます。

我々建築業界も、建物を設計する上で、今や必須条件で、エコの設計をしていますが、どちらかと言うと形式化しており、当事者意識が薄い感もあります。

静観者の立場でなく、建築の立場からもっと積極的に温暖化対策をしないと強い意識改革が必要と感じる、今日この頃の異常気象です。


  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 16:57Comments(0)地球環境
こんにちは!

先日、岐阜県に視察研修に行ってまいりました。
私が住む静岡県と岐阜県とは、同じ中部で近接しています、私自身は余り馴染みがなく、大変楽しみにしておりました。
当業界では、建築家の伊東豊雄氏設計の「みんなの森メディアコスモス」などが、注目されてきている感がございます。

岐阜と言えば、なんといっても織田信長に関連するものが多いと思います。
今回の視察でも、織田家に関連する「犬山城」「岐阜城」そして「岩村城」に行きました。
特に、「岩村城」は、日本三大山城の一つであり、その城の生い立ちのひとつである信長の叔母に「おつや」の波乱万丈の悲劇の物語ございます。
NHKの「おなん城主」と言えば直虎のことのようですが、このおつやの人生もまた大河ドラマになるものであったかと思うほどです。
山城だけあって、頂上に上るには相当苦労しましたが、それでも登頂した時の感は格別でありました。


「岐阜駅」と言えば、どうも男性天国のまちというイメージでしたが、北側はなかなかどうして、大変おしゃれでリーズナブルな飲食店がつななり、夜の街を大変堪能しました。


美濃市の「うだつの上がる」や「あかりアート展」、関市の鍛冶屋、そして建築としては、みんなの森メディアコスモスの他に、藤森昭信設計の
「多治見市モザイクタイルミュージアム」などを視察しました。


今回の大変充実した視察研修でありました。


  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 13:29Comments(0)視察研修
こんにちは!
先日、私が所属いたします建築事務所協会が主催致しました「香川・高知」に行ってまいりました・

香川は、高松で6年ぶり、高知は5年ぶりの視察になりました。


高知では、前回は金毘羅の「金丸座」まででしたが、今回は「奥社」までいきました。
1368段、最初は舐めてかかってましたが、9月初旬の暑さもあり、参加者40名ほどで登ったのが1割くらい。
さすがに疲れましたが、頂上まで行き、「奥社」にしかおいてないお守りを購入した際の達成感は格別でした。

高知については、「高知城」「龍馬が生まれたまち記念館」「桂浜」「竹林寺」「かずら橋」「大歩危峡」などを視察しました。
特に、「竹林寺」ははじめて訪れ、その佇まいに感動をしました。

他に、高知の知人に久しぶりにあい、高知の夜を遅くまで飲んだのが何よりも忘れ難い思い出になりました。

一泊二日の強行的な視察でしたが、実りの多いものとなりました。
次回もし機会があれば、もう何泊かして、ゆっくりまわってみたいものです。

  

Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 14:52Comments(0)視察研修
プロフィール
㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋
㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋
建築、まちづくり、不動産などを中心に書込みをして
いきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
㈱高木滋生建築設計事務所 代表取締役
●静岡大学農学部非常勤講師
●資格 一級建築士、宅地建物取引主任、
ファイナンシャルプランナー(AFP)

㈱高木滋生建築設計事務所
静岡市葵区春日3-10-12
054-255-1411
http://www.takagi-sekkei.com/
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