東北復興
2015年10月27日
こんにちは!
先日、当社の関連団体である地域開発センターの視察旅行で、2泊3日で東北の視察研修に行ってまいりました。
今回は当協会の30周年記念ということで、普段の視察より長くいくことにしました。
東北には、震災があった年(2011年)の10月にいきましたので、ちょうど4年ぶりの視察となりました。
4年前の視察先が、石巻、女川、仙台等に対して、今回は、富岡、仙台、石巻、気仙沼、陸前高田などでした。
石巻や仙台ついては前回と引き続き、他は違う個所などで、単純に比較することはできませんが、4年前にくらべると、瓦礫の撤去がほぼ完了し(富岡については、福島原発の避難地域としてしているため場所によっては瓦礫の撤去がすすんでいないとのこと)、次の段階に入ったのではないかと思います。
押しなべて、現在は防波堤やかさ上げの工事が進めらてていると思います。
ひとつの町すべてが、なくなってしまったこの度の津波被害でありましたので、その地でまたあらたな町が生まれるには、まだまだ長い年月がかかるのではないかと思いました。
4年たっても復興がまだまだですが、日本人として、今回の震災は風化することなく、まちづくりの在り方や住民同士の共同など多くの課題を克服する義務が永久に続くものとして心に刻み込まなければいけないと、再確認した視察でした。
Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 15:22│Comments(0)
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