リノベーションされた庁舎の視察!
2012年09月20日
こんにちは!
先日、(一社)静岡県建築士事務所協会中部支部の主催で、山梨市庁舎、甲府市立図書館、清春芸術村に視察に行ってまいりました。
(一社)静岡県建築士事務所協会中部支部ではここ数年の事業として、一級建築士の製図課題にのっとた施設と話題性のある施設を視察に行っております。
本年度におきましては、山梨県において、図書館(本年度の製図課題)とリノベーションをキーワードに視察となりました。
私自身は、すでに一級建築士を持っていますので、図書館についてはあえて述べませんが、リノベーションについて思ったことを書き込みます。
日本ではかつては、スクラップビルドの時代が続いていましたが、近年建物を保存することが見直され、とくにリノベーションが注目されています(リノベーションとは、建物の大規模な改修工事で、建物に新たに付加価値をつけることを目的としている)
住居系や、商業系の建物では、リノベーションの事例が数多いが、今回のように工場から庁舎にリノベーションされた事例は初めてであると思われます。
随所に「なるほど!」と思うところもあり大変参考になりました。
ただ一つ、これはあくまでも私の主観ですが、設計も施工も全国規模の大手が携わり、地元企業が前面にでてこないのが残念でした。
今後、公共施設においてもリノベーションが、ますます採用されると思います。
私自身も、これからさらに研究をしたいと思います。
Posted by ㈱高木滋生建築設計事務所 高木一滋 at 14:50│Comments(0)
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